特別な存在として迎えたストウブ
わが家には、
ひとつだけ特別な存在の鍋があります。
重たくて、どっしりしていて、
置いてあるだけで少し誇らしい気持ちになる“ストウブ”。
数年前、
料理をもっと楽しみたいと思って迎えたものです。
うまく使いこなせず距離ができてしまった日々
けれど正直に言うと、
私はまだこの鍋をうまく使いこなせていません。
買った当初は
「無水カレーを作ってみよう」
「週末はストウブでパンを焼いてみよう」
なんて夢がふくらんでいたのに、
実際は棚の奥で静かに出番を待っている日がほとんど。
理由は分かっていて、
ただ“重い”というだけなんです。
忙しい日はつい軽い鍋に手が伸びてしまって、
「今日はいいか」と後回しにしてしまう。
気づけばストウブは
“特別な日の鍋”みたいな扱いになっていました。
特別な日を待たずに使ってみようと思えた瞬間
でも最近、
ふと考えたんです。
「特別な日って、そんなに頻繁に来ないよね」と。
だったら、
もっと気軽に使ってあげてもいいんじゃないか。
むしろ、日常の中でこそ、
この鍋の良さが生きるのかもしれない。
そう思ったら、
なんだか急に距離が縮まったような気がしました。
無水調理で気づいたストウブの魅力
試しに、
先日はストウブでかぼちゃの煮物を作ってみました。
ストウブは無水調理が得意だと聞いていたので、
煮汁はほんの少しだけ。
それでも、
かぼちゃがほっくり甘く仕上がってびっくり。
「こんなに少ない水分でいいんだ」
と感動しました。
挑戦してみたい料理が増えてきたこと
そんな経験をしてから、
ストウブで作ってみたい料理がいくつか浮かんできました。
ロールキャベツや煮込みハンバーグのような、
コトコト時間をかける料理。
きっとキャベツはとろっと柔らかく、
ハンバーグはふっくらジューシーに
仕上がるんだろうなと想像するだけでワクワクします。
「難しそう」と思っていた料理も、
この鍋となら挑戦してみたくなるから不思議です。
少しずつ仲良くなっていく関係でいい
まだまだ使いこなせているとは言えないけれど、
「今日はストウブを使ってみようかな」
と思える日が少しずつ増えてきました。
料理が上手だから使うのではなくて、
使っていくうちに仲良くなっていく。
そんな関係でいいのかもしれません。
日常の中でストウブと暮らしていく未来
これからは
もっと気軽に、もっと日常的に。
煮物でも、スープでも、
ただ野菜を蒸すだけの日でも。
ストウブがある暮らしを、
少しずつ育てていけたらいいなと思っています。

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